「Role player:とろろ姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE！」の作品紹介とプレイ感想・レビュー

エロゲー記事一発目は、2022年9月30日に発売された『Role player:とろろ姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE！』をご紹介。老舗ヒットメーカーの「あかべぇそふとつぅ」がいよいよエロに特化した抜きゲーに本腰を入れた作品です。

本作のウリは、ヌルヌル動くアニメーション！アダルトアニメ顔負けのクオリティを内包しつつ、シチュエーションは「コスプレ」に特化したニッチさ。可愛くてエロい美人姉妹とのイチャラブを是非堪能してみてください！

Role player:とろろ姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE！作品情報

Role player:とろろ姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE！あらすじ

主人公”望月壮太”は、不慮の事故でデジカメが壊れてしまった。バックアップをしていなかったそのデータの中には、コスプレイベントで撮影した秘蔵ポトレの数々。悲嘆にくれる彼を見かねてか事故に鉢合わせした美少女姉妹が彼に言う。

「あたしらが代わりにコスプレしてあげよっか？」

スタイル抜群の彼女たちがコスプレイヤーになってくれるというのだから、服飾系知識と技術を総動員して、彼女たちのコス衣装を作り上げてみせる。

さらに流れに乗ってか、もう一つさらに幸運が彼に舞い込む。コスプレスポットとして有名な離島のリゾート施設「コスタリア」のチケットを譲り受けることになったのだ。

彼のために、美人姉妹が自分の作った衣装で着飾り、彼だけの個人撮影会。しかも有名リゾート施設で。きっとここ、コスタリアで最高の一枚を撮ることになるはずだ。

しかし、島で待っていたは、それ以上のものだった。

「今日は何のコスで、しよっか？」
「えっちなロールプレイ、したいですよね？」
そんな言葉を囁きかける山掛──とろろ姉妹。

彼だけのコスプレイヤーとの過激で濃密な人に見せられない撮影会がここに始まる。

本当につくってしまって、いいのだろうか…

サンプルCG

Role player:とろろ姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE！概要

ストーリー性：イチャエロ系とコスプレ

内容はヒロインと出会い、親睦を深めつつ、エッチを楽しむストーリー。山なしオチなし意味なしなヒロインとの恋愛事情を描いており、エロに集中できる物語です。王道的な抜きゲーの典型パターンになります。

特筆する点はシチュエーション。本作のコンセプトは、可愛いヒロインとのコスプレなので、様々な衣装チェンジ描写が見どころの1つ。架空のキャラクターになりきっての掛け合い。レイヤー（ヒロイン）との会話。そして、撮影シーンなどなど。

全面的に「コスチュームプレイ」を推した物語は珍しく、ニッチなストーリー性で、それこそ「コスプレ」が好きな方には刺さる内容です。

ヒロイン紹介

メインヒロインは以下紹介の姉妹2人です。共通して二人とも恋愛経験はなく、性的興奮を覚えると母乳が出てくるという体質の持ち主。姉の”山掛結愛”はコスプレ未経験。妹の”山掛咲奈”は経験ありです。

コスプレをしたことがない”山掛結愛”と経験者の”山掛咲奈”。互いにリアクションが違う点は、見どころの2つ目。初々しい反応を見せる姉とコスプレに慣れた妹の差異も表現され、そのギャップや比較できる点も魅力のうちです。

山掛結愛

キャスト	藤野むらさき
性格	今風の明るい性格 社交的で人当たりも〇 性欲は強く、若干のMっ気あり
特徴的 セリフ	そ、その、おっけーはしたけど、さすがに裸はちょっとキツいっ言うか…

山掛咲奈

キャスト	北大路ゆき
性格	クール系女の子の二次元オタク 物静かでマイペース エロ漫画も読み、性知識自体は豊富
特徴的 セリフ	コスプレするなら、多少えっちな目で見られるのは織り込み済み

注目ポイント①：Live2Dによるアニメーション

アダルトPCゲームには、成人向けアニメのような、アニメーション機能が一部エッチシーンに搭載された作品がたまに見受けられます。他メーカーをご紹介すると「アトリエかぐや」の Team HonkyTonk Pumpkin作品や人妻系を手掛ける「ANIM」など。エロゲーとしてエッチシーンに付加価値をつけるメーカーは他にもあり、本作を手掛ける「あかべぇそふとつぅ」も本腰を入れてきました。

イベントHCGを加工したLive2Dによるアニメーションですが、そのクオリティーは業界トップクラスを誇るヌルヌル具合。昨年末ヒットをとばした「みるくふぁくとりー」の『もっと！孕ませ！炎のおっぱい異世界おっぱいメイド学園！』と肩を並べます。百聞は一見に如かず。是非公式サイトでサンプルをご覧ください。

注目ポイント②：豊富なキャラ性

本作品のヒロインは上記二人ですが、コスプレというシチュエーションのもと、架空のキャラクターに成りきっての会話や掛け合いが特徴的です。普段の性格とは違うヒロインたちの受け答えが豊富で、「声優買い」できる点も嬉しいところ。藤野むらさきさん、北大路ゆきさんのファンの方は必見です。

素の性格に加えて、ヒロインたちが彩るキャラクターは各々5種類。合計12のキャラ性を楽しめるところは本作のセールスポイント2つ目。ファンタジー系世界観のキャラクターやケモミミヒロイン。妹属性やお姉さん属性。はたまた、キャッツ〇イのような女怪盗に和装剣客など、これら特徴ある見た目と性格のキャラクターを同声で味わえる作品は非常に珍しい。

FANZAでの評価が芳しくない理由

誠に遺憾ながら、FANZAでの評価は芳しくありません。理由としては、本作品に対しての評価が絶対評価や他メーカーの作品と比較したものではなく、前作の『Role player：小粥姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE！』の相対評価だからです（前作『Role player：小粥姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE！』も後日ご紹介致します）。

本作は、シリーズ2作目となる作品（言うなれば、Role player2）ということもあり、目新しさという点に関しては少なく感じてしまいます。新鮮さはどうしても良い方向にバイアスが掛かるので、シリーズ第二弾は、インパクトでいうと後に引く形にはなります。しかし、エロゲーとしてのクオリティは太鼓判を押せるレベルなのは確か。もう一度言います。公式サンプルアニメーションを見て！！！と。

実際にプレイしてみた感想

本作品の感想と評価

「コスプレ」特化のシチュエーション

本作はタイトルの通り、「コスプレ」に特化したシチュエーチョンでした。姉の”山掛結愛”は魔法少女・エルフ・奴隷闘士・シスター・女怪盗にコスプレ。妹の”咲奈”は、魔法少女・女怪盗は姉と同じコンセプト。他に、吸血鬼・和装剣客・雌豹娼婦と衣装が豊富です。

性格も様々で女性優位であったり、甘やかせ。イチャイチャしたり、調教のようなハードな内容などプレイの幅は広く、「コスプレシチュエーション」の良さを最大限に表現しています。

プレイ中はそのキャラクターに成りきってのエッチも魅力的。がしかし、彼女たちの高揚するにつれ、ロールプレイをしていたことを忘れ、素の性格に戻ってしまうところが、これまた最高でした。

キャラクターに完全に成りきれていない、この不完全さが前作とは違うところです。このちょっとした抜け・未完さが「コスプレをしているヒロイン・シチュエーション」感を引き立て、好転している作品です。

Hアニメーションのクオリティ

前述の通り、付加価値にHアニメーションを収録した作品は他メーカーで見受けられます。決してカット数が多いわけではありませんが、その中身の質が非常に高いのはそそられます。

Hアニメーションとは、要はモーションの繰り返しです。約1秒程度の動画をループさせているものですが、本作が他作品と違うところは、この秒数（周期[s]）が長い点です。手間でいえば1カット倍以上のマンパワーを感じます。

また、挿入やフィニッシュ時もアニメーション。Hイベントを一貫して動画化しているエロゲーは中々お目に掛かれるものではありません。勿論、ヌルヌル動きます。

あなただけのエッチシーン

エロゲーの中には、「お気に入りのボイス登録機能」や、「キャラモード」どいう立ち絵をセッティングしてセリフを任意につくることが出来る機能があります。本作にも、この機能が搭載されていますがその自由度が非常に高いです。

つまるところ、自分の好きなイベントCGにテキストを打ち、お気に入りボイスを当てることによって、自分好みのエッチシーンが作れることが可能。「ここのシーンにあの声を入れたい」という願いを叶えることが出来るのは本作の強みで、ユーザーファーストを感じれました。

評価とその詳細

「ストーリー」はオーソドックスで可もなく不可もなく。ジャンルが抜きゲーということもあり、特に問題なし。平均的だが逆に言えば冗長ではないので〇

「ヒロイン」の可愛さ・魅力度は満点。元の性格をメインに起きつつ、他アクセントとして特徴的なキャラクターにロールプレイするシチュエーションは、幅の広さを最大限に表現されグッド👍

「エロ」に関しても非常に満足。Hアニメーションによる実用性は完璧。BGVやHSE音などは完備され、本作品が「抜きゲー」であることをメーカー側がしっかりと踏まえて好感。流石老舗のヒットメーカー「あかべぇそふとつぅ」。特異な体質をヒロインに付与したり、構図も変態チック。シチュエーションは言わずもがな最＆高。

「ニッチ度」も圧倒的。コスプレや撮影、キャラへの成りきりを全面的に推したフルプライス商業エロゲー作品ははっきり言って珍しい。同人作品なのでは？と疑うほどのマニアックさを感じた。只々コスプレHをする作品ではないところが素晴らしい。

抜きゲーとしての「おすすめ度」は、超オススメの10点満点。上述の通り、ストーリー以外は全て満点。そのストーリーも気になるような点はなく、客観的なアラが見つからなかった。イベントによってはHアニメーションがないのは、メーカー予算のため致し方なし。全アニメ化にして欲しいという意見は流石に横暴か。

他プレイヤーの感想

★★★★★　とてもえっち
前作もプレイしましたが、どちらもたっぷり使えました。キャラはこちらが好みかな.
アニメのクオリティがとても高いのでお気に入りのシーンがアニメじゃないとガッカリする人はいるかも？
このままシリーズが3本4本と続くことを願います.

★★★★☆　惜しい
クオリティは高くヒロインもかわいい.システム関連も問題ないのですが前作に比べボリュームが減ってます.
Ｈシーンだと｢え？もう終わり？｣となったり動きがあった方が良さそうなシーンでも｢ここは動かないのかー｣と何度かなりました.
プレイ内容と前作と比べライト層向けになって濃いプレイは減りました.
ここまでネガティブな感想を書きましたが前作が120点だったと言うだけで今回は100点だと思います.
リリースする順番が逆なら問題なかったかなと.

引用元：FANZAGAMES

まとめ

抜きゲーとしてのアビリティは素晴らしい『Role player:とろろ姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE！』でした。手がけるメーカーは、老舗「あかべぇそふとつぅ」ということもあり、地力があるところは安心できるポイントです。

今回は「コスプレ」をコンセプトにした内容で、そのシチュエーションをフルに描写。エロゲーというエンタメに上手く落とし込めている印象で、ユーザーに対しての気配りも感じます。

勿論、実質的なエロに関してもピカイチ。ヌルヌル動くアニメーション。魅力溢れるヒロインがきわどい衣装に着飾る着衣エッチ。重要なビジュアルさえ好みに合えば、心に刺さること間違いありません。

Role player:とろろ姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE！作品情報